企業ロゴのデザインで売上が変わる!?ビジネスを成功に導くロゴの作り方とは?
昨今、多くの有名企業や大企業がロゴデザインを変えているのをご存知でしょうか。もしかしたらこの記事を読んでいる皆さんの中にも、
「企業ロゴのイメージが合わないからデザインを変えたい」
「ブランディングのために企業ロゴを見直したい」
と考えている人もいるかもしれません。
企業ロゴは、その会社の象徴であり、重要なビジネスツールです。だからこそ、ビジネスを発展させるためにデザインを変えたいと思いながらも、どう変えたら良いか、誰に依頼したら良いかを迷っている人も多いのではないでしょうか。 そこでこの記事では、企業ロゴとはどういうものなのかを整理し、その作り方を解説していきます。企業ロゴは、実はそれ一つで売上を左右することもある重要な存在です。会社をますます発展させるために、自社のロゴについてじっくり考えてみませんか。
企業ロゴとは
企業ロゴは、企業理念や経営陣・社員の想いを形にしたもの、コーポレート・アイデンティティを視覚的に表現したものであり、企業の象徴といえる存在です。そして、それはビジネスの成長にも大きな影響を与えています。
企業ロゴのデザイン変更の後、その成否がビジネスニュースなどで取り上げられることもしばしばあります。多くのケースではロゴ変更によって良い結果がもたらされていますが、中には売上がダウンしたため元に戻したという事例を見聞きしたことがある人も多いでしょう。企業ロゴは、ビジネスにおいてそれだけ大きな存在なのです。 では、ビジネスを成功に導くロゴを作るには、どうしたら良いのでしょうか。その作り方を考える前に、まずは企業ロゴの基本的な構造について理解しておきましょう。
企業ロゴの構造
企業ロゴには、大きく分けると以下の2種類があります。
- ● ロゴタイプ
- ● ロゴマーク
この2種類があるということを知っておくと、ロゴ制作時にデザイナーとの行き違いが生じたり、制作後に後悔したりすることを防げるでしょう。
ロゴタイプ
ロゴタイプとは、社名の文字をデザインしたもののことをいいます。一例として、当社グラビティーワン株式会社のロゴを見てみましょう。
このロゴの場合、社名「GRAVITY ONE」という文字の部分がロゴタイプです。
ロゴマーク
ロゴマークとは、一般的には、シンボルマークとロゴタイプが組み合わさったものや、ロゴタイプにデザインが加わっているもののことをいいます。ただし、ロゴマークという言葉は何を指すのかが明確に決まっているものではないため、人によって解釈が異なるという点に注意が必要です。
ロゴ制作時の解釈の違いによるトラブルを防ぐために、ロゴマークという言葉が何を指すのかをデザイナーとの間で事前に確認しておきましょう。
ビジネスを成功に導く企業ロゴの制作手順
ロゴの制作手順は、ロゴを制作する会社やデザイナーによって異なります。ここでは、企業のイメージ向上や売上アップに貢献し、ビジネスを成功に導くという視点で、企業ロゴを作る手順を紹介していきます。
- 1. 企業に関する情報の確認
- 2. デザイン案作成
- 3. デザイン決定・調整
- 4. ロゴ完成
1.企業に関する情報の確認
企業ロゴを制作する際は、いきなりデザインを考えるのではなく、まずはデザイナーとお客様との間で会社についての理解を一致させることから始めます。
企業の象徴となるロゴを作り上げるためには、デザイナーが企業理念や経営者の想いに共感し、同じゴールを目指す必要があります。どういう会社なのか、社会の中でどういう存在なのか、何を目指している企業なのかといった情報をデザイナーが正しく理解するのはもちろんのこと、これまでの歴史やロゴに込める経営者や関係者の想いなどに共感して初めて、企業の理想とするロゴの方向性が見えてくるからです。
ビジネスを成功に導くロゴに仕上がるかどうかは、このステップによって大きく変わります。しっかり時間をかけ、お互いに納得いくまで話し合ってから次に進みましょう。
2.デザイン案作成
ロゴデザインの方向性が決まったら、デザイン案の作成に入ります。多くの場合、デザイナーが作成したデザイン案の中から3〜数パターンが提示されます。
デザイン案の提案を受けたら、それぞれのデザインが作られた理由や込められた想いをデザイナーからしっかり聞きましょう。そして、自社をよく表しているもの、企業理念が反映されているものになっているかどうかを納得いくまで検討することをおすすめします。
3.デザイン決定・調整
いよいよ最終段階。デザイン案の中から一つに絞り、そのデザインを調整していきます。 ここで大切なのは、気になる点があれば妥協せず質問することです。企業ロゴは、そのデザインに満足し、納得したものであってこそ、会社の象徴として受け入れられ、使い続けられていきます。引っかかる点をそのままにせず、この段階で必ず解決しておきましょう。
4.ロゴ完成
完成したロゴは、AIデータ、JPEGデータ、PDFデータなどの形式で納品されます。どの形式が必要か分からない場合は、デザイナーに相談しましょう。
まとめ
この記事では、企業ロゴとはどういうものなのかを整理し、ビジネスを成功に導く企業ロゴの作り方を紹介しました。
- ● 企業ロゴとは
- ● 企業ロゴの構造
- ● ビジネスを成功に導く企業ロゴの制作手順
企業ロゴは、コーポレート・アイデンティティを視覚的に表したものです。ブランディングの一環として、今後のビジネス展開を視野に入れてしっかり検討して制作しましょう。
グラビティーワン株式会社では、企業ロゴについてのご相談を受け付けています。ブランド戦略の策定から、ブランド価値の高め方、ブランドコンセプト作り、インナーブランディング、ロゴデザイン、パッケージデザインまで、15年にわたって一橋ICSで講義を務めた亀谷が貴社のブランディングをお手伝いします。まずはじっくりお話を伺いますので、ぜひお気軽にお問合せください。