ブランディングに関するごきげんコラム

GravityOneのスピリッツを代表するキャラクター「おたぬき」がご提供するコラムです。

ごきげんコラム?
おたぬき?

タンジブルとインタジブル

2009/10/17

つまり、触れることが出来るカタチあるサービスと無形のサービスという意味。例えば、スターバックスはカタチあるサービスとして「タンジブル」ということになる。コーヒーの種類を選び、カップ(パッケージ)で提供され、味と香りが体験を促す。店舗やミュージック、ちょっとイケてるソファやテーブルに集う人々。カタチがあって物理的な体験が出来るという意味だ。反面、B2Bではそうした体験ゾーンが限られてくる。熱意あるハードウエアのB2Bのお客様から聞いたお話だ。ハードでこうなら、ソフトでならなおさらだ。

ここで、ん?と思う。スターバックスはインタジブルを醸成せしめた企業だ。単なるコーヒーショップではなく、店舗での購入や滞在を気持ちよくする無形の体験を通して心地よさを提供しているのだと、少なくとも数年前のブランド本では語られていた気がする。ありゃりゃ?

最近、スターバックスをタンジブルの例としてげる方々が増えた。ということは、日本の社会はこの数年の間で、急速にソフトビジネスに移行しつつあるような気がしてならない。はたして、私たちにその準備はできているのか?企業にもブランドのプロにも?学ぶべき書籍はあまりにも少なく、こうすれば成功するといったセオリーは通用しない。受け売りでは進まぬ、当事者が自分たちで切り開くことが求められる新しい世界が訪れたのだ。生き残りをかけたキーワードは、想像力しかない。生活者としての自分を信じよう。かっこつけてクールなのは疲れた。次は、熱意とダイナミズムの高波だ。
おたぬきはタンジブルなのか、やはりインタジブルなのか?グッズ販売をしたら、確実にタンジブルになる。販売はしないが、そろそろ3Dのぬいぐるみやストラップなどのノベルティーへとデビューしても良いかもしれない。高波がきているし。

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