ブランディングに関するごきげんコラム

GravityOneのスピリッツを代表するキャラクター「おたぬき」がご提供するコラムです。

ごきげんコラム?
おたぬき?

商標戦略のススメと地域ブランドに思うこと

2006/9/29

と、言っても商標権を駆使してぼろ儲けってなことではありません。ブランディングやデザインを行う際に、商標としての存在についても考えましょうということです。

デザインやブランドにおいて最も身近な知的財産権利といえば商標権ではないでしょうか。イギリスではすでにバランスシートに載っているこの権利、日本でも近年そうなるんじゃないかと思います。なぜなら安心して事業を行うのに欠かせない権利だからです。安心して事業を行うということは、サービスの受け手であるお客さまにも安心を与えるということです。基本中の基本のことですが、何より大切なことです。

ロゴや名称など、形あるものを開発する際、必ずと言っていいほど商標の問題が関係してきます。例えば企業のロゴデザインを開発したとします。必ずと言っていいほど世に出す前には商標調査をするのですが、それもパスしたとします。しかし、それが何となく他を連想されたりするロゴだったり、どっかで見たことあるなぁ・・なものだったりしたらどうでしょう?企業ロゴとは企業のいわば顔ですから似たような顔が他にもあるということです。かわいいんだけれど、みんな同じファッション・同じメイクだから同じに見えてしまうってな現象と似た様になるのではないでしょうか?企業ロゴ(商標)とは企業のいわば顔です。似たような顔が他にもあるということは、受け手に他を連想させる可能性がありますから、企業活動が100%伝わらない恐れがあります。商標権を獲得出来るだけでなく識別能力が高いデザインであることを念頭においてブランディングやデザインを行う、商標戦略はとても大切で有効なのです。

さて、昨春その商標権がニュースや紙面を賑わしました。ご存知、地域ブランドです。2006年4月からの商標登録へのハードルの緩和により多くの登録申請が行われました。ブランドを育てるという観点からしますと、なんとも喜ばしいことなのですが、守る・育てるというよりも、他を排除するという方が先に来ているように見受けられて、応援しながらもなんだかなぁ・・と、ちょっぴり切なくなっておりました。

「商標権ってのはね、何より他者を侵害していないかどうか確認する、まずそれが大切なんですよ。それから自他の商品やサービスを識別という考えがくるのです。」
おたぬきに権利などの知識を享受下さっている弁理士さんの言葉なのですが、とても大事なことだと思いませんか?

人間とは助け合って生きるもの。社会とは助け合いながら成り立つもの。一つの権利から思いやりや尊重について改めて感じさせられました。

おたぬき in カプチーノ

2006/9/29


食欲の秋に先駆けて、食べ物デビューなんてことをしてみました。

銀座三笠会館1F「イタリアンバール・ラヴィオラ」のチーフバリスタ、中島さんにオーダーするとやってきます!

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